日本語の語源を知る 〜目からうろこの語源書〜

プロフィール: 江 副 水 城(えぞえ みずき)、 出身地:熊本県 、学歴: 東京大学 法学部卒 、 趣味:麻雀、言語研究 、著書:『魚名源』 『鳥名源』 『獣名源』 『蟲名源』 『草木名の語源』

2018-07-07から1日間の記事一覧

【ねぶた・ねぷた】祭の語源

青森ねぶたは、勇壮で美しい巨大な人形灯篭を中心に踊り手たちが一塊(ひとかたまり)となった数十組の集団が街中を練り歩く、全国的に有名な夏の行事で、八月の上旬に行われます。このような有名な行事ですから、まずは、「ねぶた」とはどういう意味なのか…

博多【どんたく】の語源

博多どんたくは、江戸時代の学者である貝原益軒著の筑前国続風土記によれば、平家の全盛時代であった1179年(治承3年)に挙行された松囃子(まつばやし)が、引き継がれて発展変化したものとされています。 松囃子とは、正月に、芸人や村衆・町衆・侍衆…

【よさこい】の語源

よさこい節の原歌は、土佐地方で古くから親しまれていた歌のようで、それを、土佐在住の作詞作曲家であった武政英策氏が「南国土佐を後にして」という曲名で再編作詞し、ベギー葉山という美人女性歌手の歌唱で大ヒットして、日本全国に広く知られるようにな…